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日々のこと

roren「あまりあるチカラとカタチ」巡回展

11月の展示会でお世話になる、UMIE+さんのギャラリーで、先週末から始まった展覧会があんまり素晴らしいので少しだけご紹介。

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roren「あまりあるチカラとカタチ」巡回展は、昨年もUMIE+さんで展覧会を開催していて、その時も拝見させていただきました。
高齢の方がリハビリテーションの一環として製作した手仕事の作品を展示しています。。。と、こんな簡単な言葉では言い表しきれない、ある種の凄みがある作品ばかりが展示されています。それらは特別なテクニックや高等なアートや、尖ったセンスや、そういった類の”凄み”ではないところが、スゴイのだと、個人的には思いました。

以下、公式サイトからの引用ですが。

ライフステージとして老年期は健康や経済基盤、社会的なつながりや生きる目的などの喪失にさらされ「喪失期」とよばれることもあります。
時にリハビリテーションの現場ではその目的を見失いやすいことを痛感させられます。
「足が良くなったら家族に迷惑かけないように」
「家の事はあぶないからしなくていいって」
「今は作らなくても買えばなんだってあるからね」
控えめで自分を納得させるような言葉を聞く機会も多く、主体的な目標を見出すことが出来ない高齢者の存在は少なくありません。

私たちが「安全」を思って掛けた言葉が彼らの役割や出番を思いがけず奪ってしまう状況を生み出していることもあります。
自身の能力や経験を持て余している事に気付けない方もいます。

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編んだレースで石を包んでいます。

・・・圭くんが「子育てにも通じるところがある」と、展覧会を見た後に言っていた。なるほど。
よかれと思っての配慮や声がけが、貴重な瞬間や可能性をつぶしてしまうことは多々ある。
大事大事にされることよりも、頼りにされることを望んでいる。
なぜそういうことが起こってしまうのか。その理由ははっきりとはわからないけれど・・・
展覧会を見て感じたのは、高齢の方に対する敬意、だろうか。当然のことなのに、これが一番容易に失われやすく、また肝になる部分だなと思った。
こちらから与えるのではなく、もともと持っている力を引き出す感じ。そしてその引き出し方。
私たちに製作者の説明をするrorenの香月さんからは、気持ちの良い、ちょうど良い塩梅の、自然な”敬意”を感じた。
確かに子育ても同じだし、むしろこれは他者とのコミュニケーションにおいては当然の、あるべき対峙の仕方なのではないかとすら思った。
教えてあげるのではなく、対等に、他者に対する敬意を失わずに真摯に向き合う。
公式サイトのそのフィロソフィーに触れた時、すごく普遍的な取り組みだなぁ、と感じた。だからこんなに多くの人の胸をうつのかもしれない。

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認知症の元エンジニアの方が作ったスプーン。持ち手のところにちょうど木の節がきていたのでおそらくそこで曲げて彫ったんだと思われる。

10/14(土)〜10/22(日)
12:00〜19:00(木曜日は17:00まで)
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あまりあるチカラとカタチ巡回展
umie+(小倉北区中島1-14-7)

今度の日曜までです。ぜひ。

5周年

501FURNITUREは11月27日で5周年を迎えました。
5年前に想像していた日々とはよくも悪くも違っているとは思いますが、楽しい毎日です。
divadlo501も色々な機会をいただいており、
これまで支えてくださった皆様、独立して5年間の間に出会って応援してくださっている皆様、
本当に感謝しております。

2脚の子供椅子。
左は横浜の家具工房で働いていた時に作ったもの。
古くからのお客様の幼稚園でずっと使われていたものと同じものをそのまま作ってくれという注文でした。
1脚余分に作っていて部材の状態でずっと持っていたものを、昨日座面を作り、仕上げました。
職業訓練校を出たばかりで家具工房で働きだした頃に作ったもの。もう10年くらいになるのか。
デザインは古い椅子をトレースしたものですが、製作に関しては細かい部分に気になる部分がたくさん。

右は数年前自分の子供のために作ったもの。こちらは定番として今も作っています。

5周年のタイミングでたまたま昔作ったものと今作っているものを並べてみて、成長を感じるとともに、
あの頃に持っていた、とにかく家具を作るということに日々興奮していた新鮮な感情を少し思い出しました。
日常が当たり前にならないように、いろいろな想いを忘れないようにしないとなあ。

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関西へ

こちらのブログでは最近告知などが多かったですが、久しぶりに近況を。

先日、10年くらいぶりに関西へ行って来た。直子の京都駅での公演があり、それについて行きました。fix_fix__dsc5730

詳細はこちらで見て頂ければと思いますが、自分にとっても、もちろん直子にとっても、素晴らしい体験をすることのできた数日間でした。準備を進めてくださった関係者の皆様、一緒にご出演頂いた皆様、ご来場頂いた方々、本当にありがとうございました。

そして、公演後、ずっと行きたいと思っていた宮崎修業時代の同期のところへおじゃましました。大阪の高槻でパーマネントファニチャーという家具屋をやっています。
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会うのは5年ぶりくらいかな。少し観光に連れて行ってもらい、本当に積もり積もった話をゆっくりしたり、お酒を酌み交わしたり。

性格的には自分とは正反対だったと思う。彼はいつも強い意志を持っていて、優柔不断で流されやすい自分にはそういう考え方や生き方が新鮮で、刺激的だった。気付かされることが多く、彼と同期で同じ時間を過ごすことができて本当にありがたかった。

お互い結婚して子供が生まれ、宮崎の頃とは生活も、もちろん仕事の環境も全く違う。でも久しぶりに会っても仕事への姿勢、子育て、家族のあり方など、考えさせられることがたくさんあり、やっぱり刺激をたくさんもらえた。

仕事をしていく上で、最近行き詰まることも少なからずあったけど、このタイミングで関西に行けて、彼に会うことができてよかった。また会いに行きます。本当にいろいろとありがとう。

実際に会っても時間はあっという間に過ぎてしまうけど、顔を見て直接話を聞けると、長い時間を一緒に過ごした頃のようにはいかないけど、離れていた時間がすこしだけ近づくような気がする。

今までいろんな場所、状況で濃密に過ごした友達がいて、遠くに住んでいても今はSNSなんかで近況を知ることができたりするけれども、やっぱり日常のほんの表面的な部分しかみえてこない。日々どんな喜びがあって、どんなつらいこと、悩むことがあるかなんかはやっぱりわからない。今はみんなに日常的に会うことは難しいけど、できる限り機会を作って会いに行きたい。

日々をなにげなく過ごしていると、びっくりするくらいのスピードで月日が経っていくけど、今の自分を作ってくれた人たちに会って、毎日のたわいもない幸せやしんどいことなんかを話せたらいいなあ。みんなそれぞれの場所で、それぞれの日々を生きている。いつかまた会えるときまで自分もしっかりと生きていかないとなあとおもう。

つばめたち 7/25

随分大きくなりました。ヒナは4羽。親鳥2羽で一日中必死のピストン。

展示会終了、そしてワークショプ

1週間近く経ってしまいましたが、岩田屋での展示会、やさしいリビングⅠ、Ⅱが無事終了しました。
2週間の長丁場で、まだまだ足りないと思うところも多くありましたが、手応えを感じる部分もありました。



展示会では自分の作った物を直接多くの方々に見てもらい、反応を生で感じることができます。
そんな機会は普段そうそうないので、刺激的で有意義な2週間を過ごすことができました。
なごみスタイルの伊藤さん、岩田屋のみなさま、ありがとうございました!
展示会場はいつもアットホームな雰囲気で、楽しく過ごすことができました。

また毎回展示会での楽しみのもうひとつは、ご一緒させて頂く他の作家さんたちとの出会いです。
今回も個性的で、洗練された作品の方々ばかり。陶芸、アクセサリー、布小物など、
ジャンルは様々ですが、ものづくりに対する姿勢や、考え方などにそれぞれ強い想いがあり、
お話しているといつもの自分ひとりの世界がぐっと広がった感じがしました。

そして今回は子どもが産まれて初めての展示会。
妻はまだまだ授乳中というのもあるし大変だろうとは思っていましたが、思った以上でした。笑

初めにお誘い頂いた時にもうちょっと子どもが大きくなってからがいいかと参加を迷っていましたが、
たくさんのみなさまに支えて頂いて、なんとか乗り切ることができました。
自分たち2人ではとうてい参加することは無理でした。本当にありがとうございました。
息子も概ねいい子にしていてくれたみたいで、安心して展示会に向かうことができました。

そして展示会が終わり一息つく間もなく、夏休み最後の企画として絵本おはなし会と
絵本棚作りのワークショップを開催しました。ただ、やはり展示会で無理をしていたところがあったのか、
妻は展示会終了直後に体調を崩して扁桃腺炎にかかってしまい、自分も妻を病院に迎えにいく時に
不用意に子どもを抱き上げてしまって、ぎっくり腰をやってしまいました。

2人とも1日起き上がることができず、ワークショップを延期にさせてもらおうか
どうしようかと考えたのですが、なんとか準備をして開催。
ワークショップに参加してくださった方々に加え、おはなし会にも飛び入りで来て頂いたりで、
小さな店がぎゅうぎゅうになる回もありました。

実は自分たちの店でやる木工ワークショップは初めて。進め方など、いろいろと拙い部分もあり、
腰も完治しておらず、ご迷惑をおかけしましたが、来て頂いた方々にも喜んで頂いて、
自分たちもとても楽しむことができ、延期せずにやることができてほんとうによかったです。







夏の初めから展示会準備に入り、2週間の展示期間、ワークショップと、駆け抜けてきましたが、
気づくとずいぶん涼しくなってきていて、夏も終わりに近づいていました。
きついと思うことも多かったけど、終わってみれば楽しく充実した夏でした。
これからまた製作の日々です。この夏の経験を噛みしめて、咀嚼して、これからの毎日に活かして行けたらと思います。

七夕

先日の絵本おはなし会。
お越しいただいた方、ありがとうございました。
少ないなりにもいらしてくださるお客様とは、ゆっくりとお話ができて、ありがたいです。
お客様もゆったりした気持ちになっていただけたらいいなあ、と思いつつ、次回への準備を始めます。



宣伝用に寝相アートで七夕をやってみました。
いらしてくれたお客様もやってくれるかなー、と思ったのですが、寝相アートより玩具の方が興味をひいたらしく。
撮影には至りませんでした。

次回は7月19日土曜日。11時から始めます。
小倉は祇園太鼓真っ只中の日。夏の始まりですね!

と、その前に、九州地方は台風が近づいてきていますね。
みなさんどうかご安全に!

プァー



先日の絵本おはなし会。
参加してくれたレディに何かプレゼントを…と思いたって、
長新太さんの『プァー』を読んだので、その音にちなんでストローラッパを作ってあげたのですが。
レディは1歳3ヶ月。ストローラッパを吹くにはまだ早すぎたようで、
むしろお絵かきに夢中でした。
いや、ストローラッパ、大人でも難しかったです。
計画性が大事ですね。
今度何か作る時は事前に計画することにします。。。
来てくださって、ありがとうございました。

次回は6/21 AM11時からの予定です。
マラカス、作りたいな。
マラカスの絵本、探してみようかな。

店番

ナラの葉クッキー

今度のゴールデンウィークで準備する予定のクッキーについて。



先日眺めていた木の図鑑。ナラの葉っぱ、なんだか愛らしい形でした。
そして本の間にナラらしき葉っぱが挟まっていました。もう枯れてぼろぼろでしたが。
その葉っぱのイメージでクッキーを作りたいと思ったので、型を探したのですが・・・
なかなかイメージ通りの型は見当たらず。
こんな形で、葉脈があって・・・と相談しているうちに、自作した方が早いのではないか、ということになり。



作っちゃいました。



葉脈スタンプは彫刻刀で彫りました。



501FURNITUREの家具を身近に感じて頂けますように。
ゴールデンウィークのご来店、お待ちしています。

謹賀新年 2014

明けましておめでとうございます。
昨年は新たに工房を構えたり、息子が生まれたりと、変化の年でした。
開業して2年と少し。やりたかったことは少しずつできてきたと思いますが、まだまだ。

これからどうしていこうかといろいろと考えますが、まずは今の体制でできる事を毎日積み重ねて行きたいです。
その上で、今年はいくつかやってみたい事があるので、ひとつでもそれが形になってお見せできることができればなあと思っています。

今年も501FURNITUREをよろしくお願い致します!


ご報告

私事ですが、11月6日早朝に長男が誕生しました。
陣痛が始まってから30時間。私も立ち会いましたが、ほんとうに何ものにも代え難い貴重な体験をしました。

世界中で日々たくさんの新しい命が生まれています。その中の一つのちっぽけな命。
でも私達にとっては何もかも初めてのことで、ありふれたことではなく、奇跡的な出来事の連続でした。

長時間陣痛の痛みに耐え、無事に産んでくれた妻に感謝し、褒めてあげたいです。
そして頑張って出てきてくれた息子にもありがとうと伝えたい。

これからも私達3人を温かく見守っていただけると幸いです。




またトップページでもお知せしておりますが、妻の産休に伴いお店をしばらくのあいだ予約制とさせていただきます。
ご連絡をいただければ、いつでも家具を見ていただけますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
tel→ 093-383-9433 mail→ info@501furniture.jp