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2018年11月

7周年を迎えました。



501FURNITUREは2011年11月27日にオープンし、今日で7周年を迎えました。
あの日、たくさんの人にお祝いしていただいたことは本当に昨日のことのように鮮明に覚えています。
まだこうして家具を作っていられること、最近では家具だけではなくて、いろんなものや、いろんな機会、時間、場を作るチャンスに恵まれていることには、ただただ、感謝しかありません。
いつも遠くから、近くから見守ってくださる皆様の支えあってのことだと思っています。この場をお借りして、心からの感謝をお伝えしたいと思います。
ありがとうございます。

7周年を機に、501FURNITREの店舗について、ひとつお知らせがあります。
これまで501FURNITUREは下曽根(田原新町)の場所を「店舗」として営業してきましたが、
これからは、店舗としての形態ではなくDivadlo501、501FURNITUREの共同アトリエとさせていただくことになりました。

店番の谷口直子はDivadlo501として演劇活動をしており、501FURNITUREの店舗を使って、稽古や製作をしていました。ここ数年かけて、Divadlo501としての仕事が徐々に増え、定期的に店を開けることが難しくなってきました。そこで、今後の501FURNITURE店舗のありかたを見直すことにしました。定期的にオープンするよりも、普段はアトリエとして共同で使い、お客様が家具をご覧になりたい場合や、人形劇の上演のご相談がある場合は、事前にご連絡いただき、アトリエに来ていただくという方が、私達の仕事のやり方として合っているのではないかということになりました。

芝居の稽古をしたり、舞台の制作、家具の塗装や椅子の座面を編んだり、常に何か作業をしているので、雑然とした状態でシャッターを開けていることもあるかもしれません。せっかくいらしていただいたお客様に気持ちよくご相談いただけるように準備させていただきたいので、家具をご覧になりたい場合や上演のご相談などの場合は、事前にご連絡いただけますと幸いです。

ますます「何屋さんですか?」と言われる確率があがりそうですが、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

501FURNITURE 渡辺 圭
Divadlo501 谷口 直子

M展:ご来場ありがとうございました!



随分時間が経ってしまいましたが。。。
M展ー3人の精鋭木工デザイナーにお越しいただき、ありがとうございました。
今回は家具作家3人の展覧会でしたが、同じジャンルの作家なはずなのに、こんなにも進む方向性が違ってくるのかと感じずにはいられない、非常に珍しい展覧会だったと思います。
デザイナートークも開催されましたが、それぞれの作家性が強くにじみ出たトークだったようで、こちらも好評でした。

北九州で家具を作るということがどういうことなのか、スタートは同じだったはずなのに、出会う人、出来事でやはり決して同じにはならない。
それは製作者が真摯にひとつひとつに向き合ってきた結果だろうと思いました。
まだまだな部分も多々ありますが、これからもひとつひとつ丁寧に向き合って仕事を続けていけたらと思います。

ご来場いただいた皆様に心からお礼を申し上げます。