divadlo

2017年12月

終了しました:The mitten, The Red Ridinghood,てぶくろ

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12/17に宗像市にて新作人形劇"The mitten"と"The Red Ridinghood"の上演をさせていただきました。
"The mitten"は先月のプレ上演からかなり演出を加えての上演になり、全編英語でお届けしました。言葉数をなるべく少なくし、シンプルな繰り返しのお話しの醍醐味を楽しんでもらえたらと思い、製作しました。日本語より英語のほうがぴったりくる感じになりました。
"The Red Ridinghood"はこれまで二人体制で上演してきたものを一人で上演できるように作り直して、さらにこちらも全編英語に直しました。
こちらは既存の台本がかなり喋る台本だったので単純に英語に直すだけだとおもしろく見えるのか不安な側面もありましたが、最終的には違和感もなく仕上がりました。既存の作品にしろ、新作にしろ、母国語でない言葉で台本を整理していく作業は、実はとても面白い作業です。音楽や動きと同じく、セリフもその作品を構成する記号のひとつなので、削いで削いで、いや付け足して、という作業は目に見えない彫刻を作っているような感覚で・・・その繊細さはお客様には関係ないと言ってしまえば関係ない、でも実は一番大切なんじゃないかとも思える作業でした。
宗像のお客様は上品で暖かく、終演後も人形たちと触れ合ったり、てぶくろに入ってみたり。楽しんでいただけたようで、本当に良かったです。

12/25はいつもえんげきあそびでお世話になっている旭ヶ丘保育園で「てぶくろ」日本語版の上演でした。
こどもたちにとっては、生活発表会で上演する「てぶくろ」。今日はたにやん、それひとりで演るよ!と始めさせてもらいました。
いつものえんげきあそびの延長のような空気だったので、こどもたちの緊張感はまるでなく。良い意味で最高にリラックスした状態で見てくれました。
あまりに心の距離感が近すぎて、私のほうがペースを乱す場面もありました。勉強になりました(汗)。

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てぶくろはまだ生まれたばかりの作品です。たくさんの人に愛される作品に育てていきたいと思います。

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旭ヶ丘キッズにクリスマスプレゼント。いつも舞台美術でお世話になっている林由未さんが福音館から絵本を出しました!!
しかも付録であやつりにんぎょうが作れるという!!3月のえんげきあそびの教材として使うので、フライングで絵本だけプレゼントです。

これで、2017年のDivadlo501の上演は終了です。今年は出産もあったので、ぼちぼちマイペースでしたが、おかげさまで充実した1年になりました。
特に妊娠中、出産前後などの私の都合やわがままに付き合ってくださった共演者やご協力いただいた方々には感謝しかありません。本当にお世話になりました。まだ然くんも4ヶ月なので、引き続きぼちぼちでしか動けませんが、ゆっくりゆっくり歩んでいこうと思います。
皆様良いお年を!
来年もよろしくお願いします。

Divadlo501 New performance “The mitten”

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新作人形劇のお知らせです。
12/17に宗像市で「てぶくろ」の英語版"The mitten"と「赤ずきん」の英語版"The Little Red Ridinghood"を上演します。
"The mitten"は先日のらんらんランドで一度baby versionと称して上演しましたが、内容も少し違う形になりそうです。
美術はいつもお世話になっています林由未さんにお願いしました。考えてみたら作品を一緒に作るのはすごく久しぶりでした。超多忙なスケジュールをがん無視して無理をさせてしまいました。でもおかげさまで良い作品になりそうです。
"The Little Red Ridinghood"は「あかずきん」としてこれまで二人体制で上演してきたものを私一人で、英語で上演できるように作り直しました。これも美術は林さんです。
ふたつとも、ある意味初演です。
ひゃー!楽しみです。

尚、今回は一般入場は受け付けておりません。
3月くらいにみなさんに見ていただける機会を設けようかと考えています。詳細はまた後日お知らせします。

えんげきあそび ’17/12/04

さあ、えんげきあそび年中、年長組は、2月の生活発表会に向けて、「てぶくろ」の準備を進めています。
今月はオープニングとエンディングの影絵部分の練習に入ります。

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「いましお」
・・・完全に観客を意識する視点が欠落していたため逆から読むはめになりましたお恥ずかしい。
「おしまい」
です。ごめんなさい。エンディング影絵のテストをしました。

そのあと、影絵シーンで使う楽器に触れてもらいました。トーンチャイムとアコーディオン。
影絵チームとトーンチャイムチームに分かれて、先生にアコで伴奏をつけてもらうことに。
楽曲は私が自分の上演のオープニングで使っている曲をトーンチャイムとアコーディオンで弾けるように少しアレンジして・・・
と、ひとつの作品を、保育園バージョンと上演バージョンに同時進行で製作しています。
頭がごちゃごちゃしますが、お互いがお互いを刺激しあったりして、実は私が一番楽しいかもしれません。
しかも上演バージョンは次回は英語での上演。もうなにがなんだかむにゃむにゃ。。。
むにゃ楽しい数週間、満喫しようと思います。