昨年、想くんはまだ1歳になったばかりで歩き始めたばかりで、まだ雪遊びなんかはできなかったので、
彼的には今年が人生初めての雪。
保育園に行く車の中で、
「たーたん、みてー、まっしろよぉ!」
と興奮を抑えきれないよう。でもすぐその後に、
「たーたん、みてー、まっくろよぉ!」
よくよく話を聞いてみると、一面の銀世界という程の降雪でもなかったので、
ところどころ雪が積もっていない部分があったり、風向きに寄っては雪の積もっていない屋根があったり。
あと、彼の大好きな鉄塔(送電するやつ)は積もる部分がないので、要は、雪が積もってない部分を見つけては、
まっくろ、と言っていたようでした。
雪ばっかり見てたら思いつかない。
深いな、2歳児。
「鉄塔は屋根がないからね。さむい、さむいって言いよるよ。」
「鉄塔〜、がんばれ〜」
とのことでした。
寒中お見舞い申し上げます。
年明け早々、圭くんの鼻の持病の手術があったり、想くんも私も体調をこわしたり。
ようやく落ち着いたらもう1月も半ばにさしかかってしまいました。
ここ最近は、おしりに火がついてぼうぼう燃えながら稽古している日々です。多分この状態が本番直前まで続く予感。
毎度のことながらもう少し余裕を持ちたい。迷惑被るのは美術家と、家族です。諸々申し訳ない。
昨年2015年は想くんが保育園に通い始め、言葉も体もどんどん発達し、子育てがどんどん楽しくなってきた1年でした。今年も更に発見の連続が予想されるので楽しみにしています。仕事の上での目標や区切りもいくつかあるので、もうとにかく日々、前進あるのみ。
最近常々感じるのは、『可能性』を信じていよう、ということ。目標や区切りは大切だし、自分の方向性や成すべきことはもちろん一番大切なものだとは思うのだけど、いつでもそれはひっくりかえる可能性があるのだと。思いもしない展開や違和感を感じることも、それは大切なヒントで、そして自分の世界の中で完結してしまっていては見ることができなかったであろう景色を見せてくれる可能性がある。まあ、そうじゃないことも、あるけど。自分で自分を型にはめすぎないで、出逢うものを面白がって行きたいものです。
今年もよろしくお願いします。