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えんげきあそび

えんげきあそび180604「かげえシアター ティッシュのはこ」

年少組えんげきあそび6月はかげえシアター ティッシュのはこ、というのをやりました。

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ひかりと影。もう、永遠に遊べるくらい多面的に掘り下げられるテーマだと思います。
シーツをやカーテンなどをスクリーンにして、からだいっぱいを使った影絵も楽しいのですが、今回は身近な素材だけでできる、ミニマムな影絵あそびができないかなぁと考えました。
ミニマムにすると影絵素材が小さくなるので、影絵人形をこどもたちに作ってもらうことは難しくなりますが、その分、別の形で遊べるかもしれないと思い、とりあえず作ってみました。
ティッシュのはこが劇場になります、という身近さ。影絵人形たちはいらなくなった黒めの紙袋を使って作りました。
と、ぐうの音も出ないほどどこにでもある素材だけを使いました。

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さあ、じゃあ一緒にやってみよう!
いつもはいきいき身体のおもむくまま、からだいっぱいで遊ぶことが大好きな年少児たちですが、照明を落とした部屋で、小さな光る箱の世界にすっかり魅了されたのか、とても集中した手つきで人形を動かしていました。繊細な手つき。惚れ惚れしました。すごい。

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人形を動かしながら自分でおはなしを語り始めるこどももいて、おもしろかったので、そのまま語ってもらったらなんだか全然違う話になっていってさらに面白かったです。いいぞ!あそべあそべ!

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昨年来、影絵をするときは舞台に白いスクリーンを吊って、光源のライトやOHPを持ち込んで・・・とやっていたのですが。
もちろん、今年も後ほどやりますが、そうすると、私がいる時しか影絵あそびができないなぁと思いました。
私がいなくても、特別な道具の必要がなく、気軽に、日常的にえんげきあそびが近くにあるといいなぁと思って、やってみました。

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かげはティッシュの箱を飛び出して、みんなの体に映ったり、壁やカーテンに映ったり。
そうするとテンション上がりすぎて大騒ぎになって誰かが誰かとぶつかって、危なかった。
部屋が暗いので暴れると危険です。注意しましょう。
ご安全に!またあそぼう!

えんげきあそび180803「じぶんにんぎょうをつくろう!」

今回は「じぶんにんぎょうをつくろう!」年中・年長児は割ピン割り箸バージョン、年少児は足が指バージョンの2パターンでやりました。
まずは年中・年長児の割ピン割り箸バージョン!



当日、カメラマン不在のため、肝心の制作風景は撮影できず・・・。残念至極。
厚みのある紙は幼稚園、保育園くらいのこどもは上手に切ることができないので、どうしても大人の手が必要になってきます。
今回は保育士の先生方が事前に写真を撮って、厚紙に貼って切り抜くところまで準備してくださいました。
こどもたちは割り箸をつけたり、ピンを通したり。
そして何がやりたかったかというと。。。



そうです、お芝居です。
あかずきんの舞台セットを持参して、そこでそれぞれの自分人形に簡易のかぶりものをつけて赤ずきん役とオオカミ役になってもらいます。
恥ずかしかったり、細かいセリフは言いづらかったりもしますが、二人一組になって順番に5回、6回と同じシーンをやるごとに、だんだん要領を得てきたのか、徐々にお芝居になっていっていました。



そしてお次は年少児向けの「じぶんにんぎょう、足が指バージョン」!これがまた良い出来でした!



興奮したこどもに割り箸がついた人形は不向きだとわかったので、指を足にできるパターンの人形に変更。





指をチョキにするのがポイントなのですが、まあ、できなくてもそれらしく見えるのでよしとします。



年少さんたちもあかずきんとオオカミの出会いのシーンをやってみました。
食べちゃうぞー! きゃー!と、自由に遊んでくれました。

自分の体と自分の声を使って「さあ!演技して!」と言われるのはなかなかハードル高いですが、じぶんにんぎょうなら大丈夫!だって、自分のようで自分でないし!人形だから!・・・でも、演技している人形の顔は自分、という何重にも演劇の魔法がかかったあそびでした。ごっこあそびが得意な彼らは一瞬でその世界に飛び込んで、自由に遊んでいました。

手先を使うことも、セリフを発することも、経験が全てだなぁと、今回強く思いました。
ほんのワンシーンだけ、くりかえし、くりかえし、みんなの耳元であかずきんとオオカミのせりふを囁きながら、回を重ねるごとにみんなが要領を得ていく様はとても興味深いものでした。年長のある男の子は、「ぼくはここから登場する!」と、違うパターンを提案してみたり。いつもは声の大きな女の子が赤ずきんがおびえている様を演じているのか妙に小さな声でせりふを言っていたり。その発想力たるや。宝の山に見えました。ちょっと感動的でした。この小さな演劇体験が積み重なっていくといいなぁと思いました。

えんげきあそび2017/04/03

昨日の雹が嘘みたいに、今朝は雲ひとつない空!
新年度が始まりましたね。旭ヶ丘保育園での演劇あそびも今日が新年度初回。
つい先日まで年中・年少さんだったみんなが、少し違う顔つきに見えました。

今日は昨日の冬のような寒さを吹き飛ばすような、力強い春を感じてもらおうと思いました。

まずは絵本を一冊。ルース・クラウスの『はなをくんくん』をお外で読みました。
まぶしくてみえなーい、とか。はなをくんくん、じゃなくてやたら、はなくそー、とか、はなみずーとか言いたがるお年頃ではありますが、
わいのわいの絵本を読みまして、園舎うらの広い野っ原へ。
幅7、8m×2mくらいの薄手のポリ養生シートを使って、春の風を感じてもらいました。
シートが薄いので風なんて吹いてなくてもはためくはためく。みんなにもシートをもってもらって、その風の力強さを感じてもらいました。
おひさまの下できゃあきゃあ楽しんでもらって、ああ、写真が撮れなくて残念至極でした。

開始のときに「えんげき教室のじかんでーす!」という声が聞こえたけど、「教室」にはならないようにしたいなあと思っています。
みんなは既にあそびの天才で、私が用意した「えんげき的な要素」を、自分たちなりのあそびに変えて楽しんでくれる。
今日も私では気づかなかったあそびをいくつか発明してくれました。
そうして「えんげき」と「あそび」が混ざる、素敵な時間を作れたらいいなあと思っています。

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終わった後に次から次へとお花をプレゼントしてくれたのでワイルドな花束になりました。
今年度も楽しみです。

旭ヶ丘保育園

えんげきあそび 2017/04/17

17日は4月の2回めのえんげきあそびの時間でした。
今年度は月に2回、30分の枠で、以上児20名ほどを対象にして行うことになっています。
導入からあそびにつなげるには正直短すぎて毎回時間が足りないのですが、まあそこはなんとかかんとかがんばるとして。
4月はようやく暖かくなって春を満喫したいのと、とりあえず楽しく、テンション上がるようなあそびをしたいなということで、
素材と触れ合うような内容にしました。

前回の1回めの模様を写真に撮れなかったのが悔しかったので、自分の子どもと公園で戯れてきました。

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ほんとは幅広のポリシートが使いたかったのですが、調達が間に合わなかったので、塗装用の養生シートで代用したので、テープのつなぎめが見苦しいですが、使う分には問題なく。
素材と出会う第一回めの模様は前回の記事でお伝えしたとおり。盛り上がりました。
2回目の今回はその素材を使って、複数の人数で大きなオブジェクトを作って動かしてみよう、という発展形。

まずは導入に「つられたらたべちゃうぞおばけ」(作・乾 栄里子/絵・田中六大/童心社)を読みました。
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そもそもおばけが怖い子もたくさんいるし、しかもおばけに食べられちゃう!ということで、楽しみながらもみんなどきどきしているのが伝わってきました。
さて、おばけに食べられたらどうなるかな〜ということで。

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先日のシートをちょっと加工して、3人でいっしょに動かすビニールおばけを動かしてみました。
3人でゆっくり〜、お互いのことを気にかけながら〜、ハンドルを前の人にあてないように〜などなど。。。
遊びながら動かし方のコツが徐々にわかってきました。

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年齢的にもついつい夢中になっちゃうので、ちょっと難しかったかなと心配していましたが。
その後、午後にも年長児だけでやってみたところ、みんなコツを得て、上手に動かせていたよう。すごいな、みんな。
色々事前に準備したり、考えて行ったりもしますが、できることもできないこともあり。時として想像以上のことが起こったりもするので、とても貴重な、面白い機会だなと。来月も楽しみ。

えんげきあそび 5月ー音を目で見てみよう!

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えんげきあそび、5月は音について。
どうして音が聞こえるんだろう?音ってなんだろう?

第一回目は、普段耳で聞いている「音」を、目で見てみよう!という、演劇とは関係なさそうな、でも実はとっても関係ある遊びをやってみました。

写真がないのですが、まずは音叉を鳴らして音を聞いてみました。
耳に添えると「キーン」と聞こえる音にみんなびっくりした様子。なんで音が聞こえるの?なにこれ?
わくわくが止まらない顔って素敵な表情でした。

そして用意したのが振動盤。というとなんだか専門的なもののように感じますが、黒いビニールをステンレスのボールにピンとはっただけのもの。
その上に塩をぱらぱらぱらーっとふりかけて・・・

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「わーーーーーー!!!!!!!」っと思いっきり大きな声を出すと、振動盤の上の塩が踊り出して摩訶不思議な模様になります。
やってみよ!

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ひとりずつ「わーーーーーーー!!!!!!!」
初めは大きな声を出すのが恥ずかしかった子も、みんなと一緒なら怖くない!それ!
「わーーーーーーーーーー!!!!!!」

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最終的にはみんなで大合唱して、耳がびりびりするほどでした。
次は毛虫のダンス。

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カラフルなモールが踊ります。対戦型にすればもっと盛り上がったのかもだけど、まあ、みんな楽しそうだったからよし。

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今回は決して大きな声を出すことが目標ではありませんでした。音の正体が振動である、ということを伝えること。
普段は耳だけに頼っている「聞く」という感覚だけど、音を目で「見る」という感覚に置き換えると面白いんじゃないか、という実験でした。
じゃあ声は?
声は何が震えてると思う?・・・体が震えてるんだよ。
でもそれは、また次回やりましょう!

・・・で、終わったら、午後の空いた時間に子供達が「声を出すと体が震えてるの?」と声を出しながら喉や横隔膜のあたりをさわってみては
「ふ、ふるえとるーーーーー!!!!」と遊んでいたとのことでした(担任の先生談)。
自分たちで発見しちゃうなんて、素晴らしい!

次回も楽しみです。

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