年少組のえんげきあそび。あいにくの雨。4月はからだをめいっぱい動かして躍動的に遊んだので、今回は少し体を落ち着けて、感覚をとぎすますあそびを。
窓を開けて、耳を澄ます。
何が聞こえる?
電車の音、バスの音、鳥の鳴き声・・・残念ながらその瞬間、雨は止んでいたので、私が連れてきた「雨音」を聞かせてあげよう。
長い紙の筒に釘をらせん状に打ったもの。中を見てみる。釘がびっしり!
今回はお米、ビーズ、小石の3種類を持ってきたので、まずはそれらをお椀に移す。そこでもとてもきれいな音がする。耳を澄ます。
ひとりずつ、雨音のもとになる粒を触ってみる。どんな感触?つぶつぶ!ぶちゅぶちゅ!痛い!
敏感だなあ、とこちらが感心します。
じっくり触れてもらって、感じたことを自由に発言して、だいたい全然違う話が始まるのでおもしろいです。
音の粒を中に入れて・・・
ひとりずつ、雨音を鳴らしてみました。
やっぱり、年少さんを年長、年中さんたちとクラスを分けてよかったなぁと思いました。
年中、年長さんとは別の生き物、と言っても良いほど、感覚的に生きているので、今回のような触る、とか聴く、というワークの場合、反応がとってもビビッドで、いきいきとしてたのが印象的でした。
慎重につぶつぶを扱う子、大胆にざーっとする子、でもその指先はとても一生懸命な感じで。
おもしろいあそびでした。