先日、ようやく自分の製作場所を見つけることができ、2年半ものあいだ
場所を提供していただいていたシノハラ製作所さんを出て、
新しい工房で再出発をすることになりました。
独立前にどうにも工房が見つからず、ほんとうに途方に暮れていたときに
友人の紹介で篠原社長と出会い、二つ返事で場所を貸して頂いたばかりか、
いつも何かと気にかけて下さいました。社員の皆さんにも仲良くしていただき、
サッカー大会や飲み会など、他の社員の方と同じように受け入れて下さいました。
普通は独立をしたらすぐに一人です。相談したり、ちょっと手を貸してもらう相手もいません。
でも自分の場合はそんな環境に恵まれ、精神的にもいつも救われました。
ほんとうにいくらお礼を言っても足りないほどたくさんのものをいただく事が出来ました。
まだまだ足りないことばかりで危なっかしい私達ですが、いつか何らかの形で恩返しをできるように
日々一生懸命に過ごして行きたいと思います。ありがとうございました。
ささやかながら、お礼に掛け時計を。
ちょっと見にくいですが、ひとつは5、0、1時のところに数字を。笑
見にくいなあと思いながらたまに思い出していただけたら嬉しいです。
サイズがちょうどケーキくらいだったので、ケーキの箱に入れて渡しました。
INDIGO cafeさんのケーキと一緒に。美味しいと喜んでいただけました。愛ちゃんありがとう。
さあ、これからは本当の意味でのスタートです。もっともっといい家具を作り、
面白いことをどんどんやっていきたいと思います!
先日お話ししたインドネシアから工場に働きにきていた3人が明日帰国するとのことで、
今日工場のみんなで送り出しました。
初めてインドネシアから受け入れた3人だったこともあり、
みんな抱き合い、涙し、感動的な別れで思わずもらい泣きしてしまいました。
悲しい感情を全部さらけ出すのは日本人同士ではなかなかできないことだなあと思った。
国も違うのでもう二度と会えないかもしれないというのもあると思うけど。
でも見ていてすごく気持ちがよく、
そしてあんまり直接ふれあうことがなかった自分もすごく悲しかった。
兄貴肌の木工担当のNさんも、3年前に初めて彼らがインドネシアから
きた時のことを思い出して泣かずにはおれんかったらしい。
「特に初めてきた3人やからなあ、長男みたいなもんでかわいがったから悲しいよ。
でも来年出て行くやつらはだいぶ慣れてきっともう笑って送り出せる。」
なんていいよったけど、きっと来年も泣くんやろうなあNさん。
いい日に立ち会えてよかった。
さて自分のことはというと、8月に立て続けに二つの展示会の話をもらい、準備に追われています。
正直なところ、もう少し段階的に仕事を進めていきたかったけど、いいチャンスと思うので頑張ろう。
ただこれまで注文いただいている分、もうちょっと時間がかかってしまいます。
申し訳ないですが、整理して進めていきます。もうしばらくお待ちください。
家の方もようやくちゃんとした暮らしができるようになった。長かった。
まだまだやることたくさんあるけど。
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我が家、土禁です。 | Divadlo501