501FURNITUREがオープンして以降、圭くんは制作に没頭しています。
というわけで、谷口直子の方です。はじめまして。
週末は思いもよらないお客様がいらっしゃった。
高校の同級生がふらりと立ち寄ってくれたり、
東京で仲の良かった人が訪ねて来てくれたり、
突然、取材の依頼があったり。
なかでも沁み入る時間をもたらしてくれたのが
Garden Salon Dolceのケーキ。
先日、私たちが結婚式の後、親族だけで食事会を催したのが、
小倉北区黒原にある、Garden Salonの1号店でした。
住宅街の中に佇む、こじんまりとしたレストランで、
静かで、ささやかな、素敵な場所でした。
そこへ初めて下見に行ったのは、挙式の1ヶ月前。
私たちに諸々説明してくださったのが、オーナーの小野さんでした。
その時、501FURNITUREのことにも興味を持ってくださった小野さんが、
こんな素敵な手みやげを持って、501を訪ねてきてくれました。
結婚式場のオーナーという立場を考えると、
私たちなんて数多いお客様の中のたった一組に過ぎないのに。
しかももう既に式は終わっているのに。
気を遣ってくれているというよりは、真摯に、励ましに来てくれたような。
自分の経験から言えることを、ゆっくり、言葉を選んで話すその姿は、
辛いことも嬉しいことも、悲しいことも楽しいことも、とにかく全部飲み込んで、
それでも前を向かなければならなかった、
普通の、ごく普通の優しいお兄さんでした。
・・・偉い人つかまえて「ごく普通」だなんて、失礼千万ですね。ごめんなさい。
だけど、私みたいに普通な人間からしたら、それはとても重要なことで。
飄々と、クールにいられたら、こんなところでこんなことしてない。
そんな語らいのあと、圭くんとふたりで食べたケーキがめちゃめちゃおいしかった。
それがすべて。
ありがとうございました。