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2016年12月

ありがとうございました!海峡演劇祭’16「よだか」

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12/17・18に、海峡演劇祭にて「よだか」を上演しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

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プロデューサーから生命誌版「セロ弾きのゴーシュ」の関連企画として何か人形劇を上演しないか、と持ちかけられた時に、一瞬逃げ出そうかと真剣に考えるほど、「よだか」はこの企画にぴったりの作品でした。
6年もの間塩漬けにしていた作品を蘇らせるのは0から稽古を始めるのと同じか、むしろ日本語に直したり、いろいろと悩みの多い作業でした。が、結局一回りして元に戻ったような、チェコ語版とさほど変わらない内容に落ち着きました。そして、ご覧いただいたお客様にもやはりよだかは愛されて、たくさんのお言葉をかけていただき、ああ逃げ出さなくってよかった!と思える上演になりました。尊敬する演出家の先輩が、終演後におっしゃってくれた言葉を聞いて、たった一人でも私が言いたかったことがここまでダイレクトに伝わっただけで、もう充分に上演した価値があったと心から思いました。
「世界はつらくて、冷酷で、さようならに満ちている。なのになんでこんなに優しいんだろう。」

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今回はチラシの配布などの面でたくさんの方のご好意を得て、ご協力いただきました。おかげさまでたくさんのお客様にご来場いただくことができました。ご協力いただいた皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。
そして貴重な機会をくださったプロデューサー谷瀬さんに心からの感謝を!

またいつかよだかが大空を舞う日を楽しみにしています。

ありがとうございました。

12/17・18は海峡演劇祭「よだか」

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いよいよ今週末の海峡演劇祭「よだか」。今日から劇場で準備を進めています。
まだお席に余裕がありますので、観劇ご希望の方はお早めご予約ください。

今日お話ししておきたいのは、「0歳から入場可」とマナーについて。
Divadlo501が上演する人形劇は基本的に年齢制限を設けていません。0歳から入場できます。
それは年齢制限を設けることで観劇するチャンスを逃してしまう方をなるべく少なくしたい、年齢で排除されることがないように、という個人的な想いからです。下の子が赤ちゃんだと入れないお兄ちゃんお姉ちゃん、子供が小さいと劇場に行けないお母さんなどなど。私自身、子供が生まれて以降、残念な思いをしたことが多いです。
ただ、正直、作品には適正年齢がある、という事実もあります。(それは本当は年齢ではなくて、その子供個人の性格や向き、不向きもあるとは思うのですが。)今回の「よだか」は暗転もあります。暗くなるシーンも多いし、ちょっと怖いシーンも、悲しいシーンもあります。暗いのが怖い人や、悲しいのが嫌な人は是非、お父さんやお母さんとくっついて、見てもらえたらいいなぁと思います。どうしても泣いて泣いて周りに迷惑をかけそうだと思ったら、そっと劇場を出て、落ち着いたらまた戻ってきたらいかがでしょうか。
「こどもは泣くから、迷惑。」で切り捨てるのではなく、お互いに優しく、歩み寄れる空間になるといいなぁと思って、お芝居を見てもらう空間を作っています。

あかちゃんからお年寄りまでいっしょくたになってお芝居を観ている光景を今まで何度もみてきましたが、それはとても美しいです。みんながゆるやかに、やさしく集う場所になることを祈っています。

皆様のお越しをお待ちしています。


FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/1855304524726903/
海峡演劇祭2016参加作品
『よだか』
12/17(土)18(日)15:00~15:40【開場】14:45
会場:海峡ドラマシップ(多目的ホール)
14:00~14:40の『生命誌版・セロ弾きのゴーシュ』記録映像上映と「よだか」通し(大人) 1000円(中高生)500円(小学生以下) 無料 
ドラマシップ展示ゾーンチケット付(大人) 1200円
※「よだか」のみも同料金です。
【問い合わせ/チケット予約】
info@501furniture.jp
電話・FAX.093-383-9433(501furniture)

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12月の上演予定について

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今週末12/10は10:30より「イジーとまぬけな悪魔」@戸畑図書館です。ずいぶんこなれてきたイジーはトレーニングのように日々通し。でも結局通すと色々気になって修正したり試したりしてしまうので終わりがない感じ。

そして来週末17日・18日は「よだか」@海峡演劇祭です。こちらは4年ぶりとあって、色んなものが壊れていたり、使えなくなっていたりで作り直したりしていますが、やればやるだけ、ああ、こんなに複雑な、作りこんだものを眠らせていたんだなぁと、しみじみ。端々に一筋縄ではいかない仕掛けが、私の気づかない細部にまでわたって施してあって、愛情を感じます。

上の写真はボツネタ。「よだか」は小さな影絵を仕込んであったり光を使うことが多いのだけど、よだかのラストシーンをどうするか、試行錯誤していた初演時の6年前の写真。確かペットボトルの欠片で色々実験していた時の写真。こうやって、作っては壊し、これはボツ。とひとつひとつ探っていったのでした。

「よだか」を観劇ご希望の方はなるべくご予約いただけるとありがたいです。全席自由でのご入場になりますが、座席数の準備の都合がありますので、日時が確定している方はなるべくご予約をお願いします。
正直、今のところ、ご予約が心もとない状態で・・・ご興味ありそうな方がいらっしゃったらお声がけくださると助かります。イベントページをシェアしていただけると嬉しいかぎりです。
土曜日の方が席に余裕があります。

FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/1855304524726903/

海峡演劇祭2016参加作品
『YODAKA』
12/17(土)18(日)15:00~15:40【開場】14:45
会場:海峡ドラマシップ(多目的ホール)
14:00~14:40の『生命誌版・セロ弾きのゴーシュ』記録映像上映と「よだか」通し(大人) 1000円(中高生)500円(小学生以下) 無料 
ドラマシップ展示ゾーンチケット付(大人) 1200円
※「よだか」のみも同料金です。
【問い合わせ/チケット予約】
info@501furniture.jp
電話・FAX.093-383-9433(501furniture)

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下の写真は2012年にチェコとスロバキアで「YODAKA」を再演した時に、美術家のご主人のペトル(再演時はスタッフとして参戦)が書いてくれた上演記録。舞台の内側に記してあります。これから日本での上演記録を書き足していけたらいいなあ。

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