先日お話ししたインドネシアから工場に働きにきていた3人が明日帰国するとのことで、
今日工場のみんなで送り出しました。
初めてインドネシアから受け入れた3人だったこともあり、
みんな抱き合い、涙し、感動的な別れで思わずもらい泣きしてしまいました。
悲しい感情を全部さらけ出すのは日本人同士ではなかなかできないことだなあと思った。
国も違うのでもう二度と会えないかもしれないというのもあると思うけど。
でも見ていてすごく気持ちがよく、
そしてあんまり直接ふれあうことがなかった自分もすごく悲しかった。
兄貴肌の木工担当のNさんも、3年前に初めて彼らがインドネシアから
きた時のことを思い出して泣かずにはおれんかったらしい。
「特に初めてきた3人やからなあ、長男みたいなもんでかわいがったから悲しいよ。
でも来年出て行くやつらはだいぶ慣れてきっともう笑って送り出せる。」
なんていいよったけど、きっと来年も泣くんやろうなあNさん。
いい日に立ち会えてよかった。
さて自分のことはというと、8月に立て続けに二つの展示会の話をもらい、準備に追われています。
正直なところ、もう少し段階的に仕事を進めていきたかったけど、いいチャンスと思うので頑張ろう。
ただこれまで注文いただいている分、もうちょっと時間がかかってしまいます。
申し訳ないですが、整理して進めていきます。もうしばらくお待ちください。
家の方もようやくちゃんとした暮らしができるようになった。長かった。
まだまだやることたくさんあるけど。
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我が家、土禁です。 | Divadlo501
もちろん代表戦の話ではありません。
今お世話になっている作業場では、インドネシアの人も働いています。
3年前から受け入れを始め、一番初めに来た3人が来月で帰国することになっているそうです。
日曜日はその送別会を兼ねたフットサル大会。それに誘っていただいて、何年ぶりかにフットサルをやってきました。
でもこの日はあいにくの雨。フットサルをやめてボウリングにしようかと話していた時に
社員さんがお手製のユニホームを着て登場。こりゃあサッカーやらんとということで
みんなずぶ濡れになりながら屋上のフットサルコートで1時間走り回りました。
一枚目の写真で後ろに見えるインドネシアの国旗も社員さんお手製。
ソファーの縫製をやっているのでお手の物です。もちろん日本のも。
しかしインドネシアの人たちはみんな20代半ばくらいなので走る走る。
そして足が長い。オーバー30の日本チームは大差で負けてしまいました。
職場に違う国の人がいるとやっぱりコミュニケーションのことなどやりにくいこともたくさんあると思う。
でも日本独自の人間関係だけでなく日常に他の文化があることは普通には得られない広がりを持つことができる。
自分は直接仕事で関わることはないと思うけど、同じ場所で作業をしたりたまにフットサルなんかで楽しめたりしたら
独りよがりになりがちな毎日に少しでも変化が出てくるんじゃないかなあと思う。
でも難しいこと抜きで純粋に楽しかった一日でした。昨日今日は足がどうしようもなくなってましたが。
さて作業の方はようやく工房の整備も一段落して、ナラ材を使い始めました。
といっても家具ではなくて家のドアなんですが。
久しぶりの匂い。
この材は北海道産。なかなか良さそうです。